2:インプラント治療

歯周病治療がおわったらいよいよインプラント!

歯周病などで歯が抜けてしまった後の治療法として、近年、人気を集めているのがインプラント治療です。
インプラントは、歯が抜けてしまったところに人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する方法です。

 

インプラント治療のメリット

インプラントは、入れ歯のような違和感がなく、ブリッジのように健康な歯を削ったり負担をかけるということもありません。
骨にしっかり結合しているので硬いものでもしっかり噛め、ずれることもなく食事も楽しむことができます。

また、見た目も天然の歯にほぼ近い状態にすることができますし、お手入れをきちんとすれば、20年以上、きれいに保つことも可能です。

さらに、自分の歯のように噛めるので、顎の骨がやせるのを防ぐことができます。
噛むことによって骨自体の健康が増進されたり、歯が抜けたことで偏った力の加わり方をしていたものが、再び均等になるというメリットもあるようです。

治療の流れ

インプラント治療は基本的に、次のような手順で進められていきます。

(1)カウンセリング・治療計画

失われた歯の数などの現在の症状と、どのように回復させたいかなどの希望によって、さまざまな治療法があります。
後々のトラブルを防ぐためにも、わからないことや疑問点などは、納得できるまで説明を受けることが重要です。
虫歯や歯周病がある場合には、そちらの治療を優先します。

(2)検査

これまでかかった病気や現在の健康状態などを問診などで確認します。
また、口腔内や歯のレントゲン撮影を行い、顎の骨や歯の状態、骨の量や質などから、インプラント治療が可能かどうかを判断します。

(3)人工歯根の挿入

局所麻酔で歯肉を切開し、顎の骨に穴を開け、人工歯根(フィクスチャー)を埋め込みます。
その後、歯肉を縫合します。手術時間は30分から1時間程度、抜歯まではおよそ1週間です。

(4)治癒期間

2~6カ月ほどの治癒期間をおき、インプラントと骨が結合するのを待ちます。
個人差がありますが、一般的には下顎で2~4カ月、上顎で3~6カ月ほどかかるといわれています。
この間、定期的に検診を受け、抗生剤などを使用して口内を清潔に保ちます。

(5)支柱取り付け

インプラントが骨に結合していることが確認できたら、歯ぐきを開いて、人口の歯を取り付けるための支柱(アバットメント)を取り付けます。
アバットメントの周囲を縫合し、歯肉が落ち着くのを待ちます。

(6)人工歯の装着

歯ぐきが治ったら型を取り、人工の歯を作ります。
形や色など、患者ひとりひとりに合わせたものを作り、インプラントに装着します。